市販テキストによる試験対策

ITILの知識がある人もない人も、”試験に合格するための勉強”が必要です。知識がある人ほど、慢心ゆえの無策で試験に挑んで失敗することがままあります。逆に初学者でも問題慣れさえしてしまえば、簡単に受かるのがITIL ファンデーション試験です。

 

試験のためのテキストというと、翔泳社の"ITIL V3 ファンデーション シラバス2011"が最適です。というか、それ以外の試験対策本がでていないのが現状です。

 

こちらの本は問題集としても使え、各項目の後に確認問題約120問、巻末に模擬試験2回分80問を収録されています。

このテキストの理解で5~8割の合格水準までの知識を身につけることができます。巻末には模擬問題が2回分ついているので、問題集代わりにもなります。是非手にしてください。

 

使い方として、斜め読み1回、精読2回+問題を解く、といった感じでしょうか。厚い本ですが、厚さに惑わされないでください。細かいところまで覚えようとすると時間がかかってしまいます。そこまでするよりは、問題を解く時間に当てたほうが、より効率的です。

 

より本格的に勉強、という方にはこのような教材もあります。

 

 

PC上で学ぶe-Learning教材です。資格リッチは未利用なので評価ができませんが、参考までに。

  

テキスト以上にITIL初学者に分かりやすいと思った本がこちら。

テキストで基本的な知識は身につきますが、実際ITILをどう使うかって、実はイメージ湧きにくいと思います。

この本は購買部2年目の新人ガールがITIL知識ゼロから初めて、ITILで購買部の業務プロセスを改善するというもの。ITILは情報システム部の先輩がレクチャーしてくれるんですけどね。舞台がIT業界じゃないところが、逆に分かりやすかったです。ITILの全容が分かりやすく書かれています。

 

第二弾が発売されてます。