ITILエキスパートになるには
"ITILエキスパート"という名前の試験はありません。
ファウンデーションレベル(2クレジット)と、
ライフサイクルストリームかケイパビリティストリームのいずれかのモジュールから15クレジット以上、
そしてライフサイクルの全体管理(5クレジット)を取得する事で認定されます。このクレジットを集めるために試験がありますが。
ライフサイクルストリームの試験はほとんど日本語化されていないので、実際には"ケイパビリティストリーム"の4試験+"ライフサイクルの全体管理"の1試験に合格してITILエキスパートに認定されることになります。
分かりやすく言うと、エキスパートへの道はこんな感じです。
- ITILファウンデーションに合格する
(ケイパビリティストリーム受験の前提条件) - ケイパビリティストリームの4試験(OSA,PPO,RCV,SOA)に合格する
(3.のMACL試験の受験条件) - ライフサイクルの全体管理(MACL)に合格する
- ITILエキスパート認定
ITIL V3ファウンデーションをお持ちの方ならば、一気にインターミディエイトのクレジットを取得し、エキスパート取得まで行える講習もあります。
たとえば富士通ラーニングメディアの場合、12日間1,260,000円 (税込み)のITIL V3 エキスパートプログラムといった研修が用意されています。会社の支援が得られるのであれば、こういった研修の利用が最も効果的です。